ことしの旧正月｢ソル｣の連休は今月15日から18日までですが、連休を利用して家族で海外旅行に出かける予定の人が、去年に比べて増えたことがわかりました。
韓国の海外旅行代理店最大手の｢ハナツアー｣によりますと、連休初日の前日である14日から連休最終日の翌日である19日までの間、海外旅行を予約した人の数は合わせて4万4700人に上りました。
去年のソル連休日数はことしと同じ4日間でしたが、連休初日の前日と翌日を含めた6日間、海外旅行を予約した人は3万8700人で、ことしは去年に比べて15.5%増加しているということです。
この背景について業界関係者は、ソルや旧暦のお盆の｢秋夕(チュソク)｣などの祝日を、親戚が集まる行事としての意味合いではなく、家族との時間を過ごすための休日として受け入れる人が増えているためと分析しています。
一方、旅行先別の予約増加率を見ますと、｢ヨーロッパ地域｣が61.5%でもっとも高く、続いてタヒチ島、ボラボラ島など｢南太平洋地域｣25%、タイ、ベトナムなど｢東南アジア地域｣22.9%、｢日本｣15.4%などの順となっています。

 

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