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青瓦台 中東への原発輸出を本格化へ

ニュース2018-03-27
青瓦台 中東への原発輸出を本格化へ

UAE=アラブ首長国連邦を訪れている韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は26日、韓国企業がアブダビ首長国に建設したバラカ原発1号機の完成記念式典に出席し、「バラカ原発は韓国とUAEとの協力の新たな地平を切り開いている」と述べました。
バラカ原発は、韓国が2009年に受注したもので、今年末にも試験稼働が始まります。
文大統領は、バラカ原発について、「韓国が初めて輸出した原発で、非常に大きな意味がある。両国協力の新たな地平を切り開いている」と述べました。
大統領府青瓦台は、バラカ原発の輸出を足場に、海外の原発建設の受注に積極的に乗り出す方針で、まず、サウジアラビアがことし発注する見通しとなっているおよそ20兆ウォン規模の原発建設の受注を目指すとしています。
UAEは、韓国がサウジアラビアの原発建設を受注できるよう積極的に協力するとしています。
一方、文大統領が、韓国では「脱原発政策」を推進しながら海外の原発受注を目指していることについて、青瓦台は、「2つは別問題だ」としています。
青瓦台の関係者は、「狭い国土に比べて原発が多すぎる韓国の状況と、脫石油を目指している中東の原発建設の受注は性格が違う」と説明しています。

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