IOC＝国際オリンピック委員会は29日、トーマス・バッハ会長が北韓入りしたと発表しました。
今回の北韓訪問は、1月にIOCがスイス・ローザンヌで開いた韓国と北韓、平昌オリンピック組織委員会との協議で北韓の平昌五輪参加が決まったあと、北韓側がバッハ会長に平壌訪問を要請して決まったものです。
バッハ会長は31日まで滞在し、北韓のオリンピック委員と会合を行う予定で、北韓のスポーツのさらなる発展について議論するほか、東京で行われる2020年大会、北京の2022年冬季大会への出場権獲得に向けた選手の準備などについて話し合うものとみられています。
バッハ会長が金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長に会うかどうかはまだわかっていませんが、会う可能性があるとの見方もあり、注目が集まっています。

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