文在寅（ムン・ジェイン）大統領は16日、青瓦台に与野党5党の院内代表を招いて昼食会を開きました。
文大統領は昼食会で、「板門店宣言の国会批准を進めるべきだとする議論があったが、いまだに進まないでいる」と述べました。
続いて、「来月平壌で開かれる南北首脳会談の日程や訪問団の規模などは今後、北韓と協議しなければならないが、韓国政府としては、国会も同行させて、南北間の国会会談のきっかけをつくりたい。板門店宣言の批准同意を得れば、南北国会会談の推進に大きな力になると思う」と強調しました。
文大統領はこのほかに、下半期の通常国会を前に、与野党の協力の政治や、政府と与野党による常設の協議体の再運営、規制革新、国民生活にかかわる法案処理などを呼びかけました。
文大統領と与野党5党の院内代表との会合は、就任直後の去年5月以来です。

[Photo : YONHAP News]