アメリカのポンペイオ国務長官の4度目の平壌（ピョンヤン）訪問が近づいていますが、アメリカは、北韓が保有する核弾頭の半数を、イギリスに搬出する案を北韓に提案したことがわかりました。
韓国の外交消息筋は17日、KBSの取材に対して、最近、韓国を訪問したアメリカ国務省の当局者が、北韓が保有する核弾頭の50%をイギリスに搬出する案を
北韓に提案したことを確認したと明らかにしました。
イギリスの核兵器解体技術は世界的に認められています。
またこの当局者は、「核弾頭の国外への搬出もさることながら、核兵器のリストを北韓が提出するかどうかが交渉の焦点になっている」と述べたということです。
ポンペイオ国務長官は、非核化をめぐる米朝交渉で「画期的な進展があると期待している」と語っており、近く4度目の平壌訪問が実現し、米朝の間で、韓国戦争の終戦宣言と北韓の非核化リストが交換されるかどうかに注目が集まっています。

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