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離散家族再会2日目の21日 家族だけの時間過ごす

ニュース2018-08-21
離散家族再会2日目の21日 家族だけの時間過ごす

韓国と北韓で離れ離れに暮らす離散家族の再会が20日から2泊3日の日程で、北韓の金剛山で行われています。
この期間中、家族の面会は合わせて6回行われます。
初日の20日には、午後3時から5時まで、韓国から訪問した89人が北韓に住む家族と再会しました。
ほとんどが高齢で、今回、親子の再会は、89人のうち7人だけと、大きく減りました。
避難中に4歳の息子の手を離してしまい、そのまま生き別れとなった母と息子、戦争中に親戚の家に預けられ、家族と離れ離れになった母と娘の話などが紹介され、会場は涙に包まれました。
続いて、北韓側による歓迎の夕食会が7時から2時間ほど開かれました。
夕食会では、北韓のパク・ヨンイル団長が、板門店宣言の履行の徹底を強調し、大韓赤十字社の朴庚緖会長は、人道主義共同体を作っていくため、南北がともに努力することを呼びかけました。
2日目の21日には、午前中に、ホテルの客室で家族だけでの面会が行われ、より自由にお土産の交換や会話ができそうです。
続いて1時間ほど、そのまま客室で昼食としてお弁当を食べます。
家族だけでの食事の時間が設けられたのは、今回が初めてです。
午後3時から5時までは、団体の面会が予定されていて、21日には合わせて3回の面会が行われます。
最終日の22日には、午前中に2時間、最後の面会を行ったあと、お別れの挨拶をしてからバスに乗って戻ります。

[Photo : YONHAP News]

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