グテーレス国連事務総長が、韓半島の平和と信頼構築に向けた南北の努力を評価し、国連として支援したい意向を示しました。
国連の報道官が現地時間の20日、声明を発表したところによりますと、「韓半島に持続可能な平和と安全保障、そして完全で検証可能な非核化を実現させるための南北の外交努力を、事務総長として、いかに後押しできるか、両当事国と議論することを期待している」ということです。
また、来月18日から開かれる第73回国連総会で、各国首脳が基調演説を行う一般討論の期間に議論が行われることを望むとしました。
一般討論は来月25日から10月1日までの間に行われます。
ロイター通信によりますと、一般討論には文在寅（ムン・ジェイン）大統領とアメリカのトランプ大統領が出席し、北韓からは、リ・ヨンホ外相が出席する見通しだということです。
北韓の外相は2014年から毎年、国連総会で基調演説を行っています。
これに先立ち、アメリカの自由アジア放送（RFA）は、今月初めの一般討議の暫定名簿をもとに、トランプ大統領は初日の25日に、文大統領は27日にそれぞれ基調演説を行うと報じています。
北韓は閣僚級が29日に基調演説を行う予定で、去年と同じくリ・ヨンホ外相になるとみられます。 

[Photo : YONHAP News]