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平壌共同宣言 「相応措置次第で追加の非核化」

ニュース2018-09-19
平壌共同宣言 「相応措置次第で追加の非核化」

文在寅大統領と金正恩国務委員長は平壌共同宣言を発表し、その中で非核化についての具体的な方策を提示しました。
まず、東倉里にある大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジン試験場を専門家の監視下で永久に廃棄することにしました。
北韓は7月にミサイル発射試験場の廃棄措置に着手しましたが、5月の核実験場の廃棄とは違って。外国メディアの記者団を招待するなど、検証過程が省かれ、アメリカはその真実性に疑念を抱いています。
今回の合意は、アメリカのこうした疑念を解消するために、専門家による監視などの条件を加えたものです。
そのうえで、アメリカ側の相応の措置次第で、寧辺の核施設の閉鎖など、追加の非核化措置にも着手するとしました。
南北が具体的な非核化の方策について合意したのはこれが初めてです。
文在寅大統領は、今回の合意をもとに米朝間の対話は速やかに再開されることを期待すると述べました。
北韓が東倉里のミサイル発射試験場廃棄の検証や寧辺の核施設の閉鎖などに前向きな姿勢を示したことで、今後、韓米間ではアメリカの相応の措置について協議が進むものとみられます。

[Photo : YONHAP News]

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