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文正仁特別補佐官 金委員長のソウル訪問は「独自の決断」

ニュース2018-09-20
文正仁特別補佐官 金委員長のソウル訪問は「独自の決断」

北韓の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の初めてのソウル訪問が、周りの反対を押し切っての金委員長自らの決断によるものであることがわかりました。
大統領府青瓦台の文正仁(ムン・ジョンイン)統一外交安保特別補佐官は、金委員長が早ければ年内にソウルを訪れるとしたことについて、「周りのほとんどの参謀が反対したが、金委員長自らの決断によって決まったと聞いた。それほど大きく心配しているようだ」と述べました。
北韓は、最高指導者の具体的な日程や動線を北韓の住民にも事前に明らかにしません。それだけ、警護に万全を期しています。
数十年間、敵対してきた韓国、しかも、人口1000万人の首都ソウルを金委員長が訪問するということは、南北いずれにも容易ではない決定です。
文特別補佐官は、「金委員長が、かなり難しい決断を下し、文大統領がそれを後押ししたということで意味がある。今回の首脳会談では、両首脳の会う時間がとても長く、深い心の表現で信頼も築かれ、南北関係の改善や北韓の核問題の解決にかなり前向きな材料になると期待される」と話しました。

[Photo : YONHAP News]

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