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白頭山観光事業 期待感高まる

ニュース2018-09-21
白頭山観光事業 期待感高まる

南北の首脳が北韓最高峰の白頭山(ペクドゥサン)を登頂し、頂上で手をつないだことから、白頭山観光への期待感が高まっています。
20日に文在寅(ムン・ジェイン)大統領とともに白頭山を登頂した北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、「きょうは少ない人数で来たが、これからは南側の人たち、海外の同胞たちが来て白頭山を見てほしい」と述べ、これに対し、文大統領は、「第一歩が始まった。この歩みが続けば、より多くの人が来るようになり、韓国の一般国民も白頭山観光に来られる時代がすぐに来ると信じている」と応えました。
韓国と北韓は2007年、当時の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と金正日(キム・ジョンイル)国防委員長が採択した「10.4宣言」のなかで、白頭山観光事業の実施で合意し、白頭山とソウルを結ぶ直航路の開設や白頭山近くの三池淵(サムジヨン)空港の改修支援など具体的な措置を取ることで一致しています。
国連安全保障理事会による北韓制裁の解除という課題が残るなか、白頭山観光事業の実現に向けた期待感が高まっています。

[Photo : YONHAP News]

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