文在寅（ムン・ジェイン）大統領とアメリカのトランプ大統領は、韓国時間の25日未明、ニューヨークで首脳会談を行い、韓国戦争の「終戦宣言」と2回目の米朝首脳会談について掘り下げた論議を行ったもようです。
大統領府青瓦台によりますと、韓米首脳会談は25分間行われ、韓国戦争の「終戦宣言」と2回目の米朝首脳会談の日程や場所について踏み込んだ論議を行ったということです。
青瓦台は、具体的な内容については公開できないとしていますが、両首脳は、2回目の米朝首脳会談の成功に向けて緊密に協力していくことで一致したということです。
この会談で文大統領は、「金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長は確固たる非核化の意志を全世界に向けて再確認した」と伝え、トランプ大統領は、これを評価したということです。
韓米両首脳は、北韓に対する制裁を続ける一方、非核化によって得られる明るい未来を示すことによって、北韓の完全な非核化の意志をけん引する方策を探ることにしたということです。
ニューヨークを訪れている文大統領は、26日に国連総会に出席して一般討論演説を行う予定で、世界各国の首脳らに向けて、韓半島の平和定着に向けた支持を呼びかけるものとみられています。

[Photo : YONHAP News]