南北・国連軍による協議体 16日に発足
先月の南北首脳会談で締結した軍事合意にもとづいて、南北と国連軍司令部からなる協議体が16日に立ち上げられました。
国防部が16日、発表したところによりますと、JSA=共同警備区域の非武装化に向けた南北と国連軍司令部からなる協議体の初会合が16日午前、板門店て開かれたということです。
会議には韓国、北韓、国連軍司令部からそれぞれ3人ずつ出席しました。
会議ではまず、今月20日までに完了する予定のJSAでの地雷除去作業の結果が共有されました。また、JSAの見張り所の兵力と火器の撤収、相互監視装備の調整に関する情報の共有、非武装化措置の相互検証など具体的な手続きについて協議が行われました。
南北が今月末から着手することで合意した、鉄道の共同調査も議題になったとみられます。共同調査は2か月前に、国連軍司令部の承認が受けられず、実現しなかった経緯があり、再びこの問題が議論されるかに注目が集まっています。
国防部は、今回の会議を非公開で進めていて、会議の結果を発表するかどうかは不明です。
[Photo : KBS News]
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