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国連 北韓人権決議案を14年連続で採択

ニュース2018-11-16
国連 北韓人権決議案を14年連続で採択

国連総会で人権問題を扱う国連総会第3委員会は16日、北韓の人権侵害を非難し、改善を求める決議案を採択しました。
この決議は、日本やEU=ヨーロッパ連合が、人権問題を扱う国連の委員会に共同で提出したもので、北韓で長期間にわたり、組織的かつ広範に人権侵害が行われていることを糾弾し、改善を求める内容となっています。
14年連続の決議で、今回は、南北離散家族の問題の解決が急がれることや、人道的な協力の必要性を強調したほか、「南北・米朝首脳会談などによる外交的努力を歓迎する」との文言が新たに加わりました。
また、北韓問題のICC=国際刑事裁判所への付託や、「最も責任ある者」への制裁に言及しています。
韓国政府も16日、北韓住民らの人権が実質的に改善されるように、国際社会と協力して努力するとの立場を発表しました。
決議案について北韓は強く反発し、北韓の金星(キム・ソン)国連大使は「断固拒絶する」と述べ、途中で退席しました。
決議案は、来月開かれる本会議で国連総会決議として採択される見通しです。

[Photo : YONHAP News]

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