南北が22日、江原道（カンウォンド）鉄原（チョルウォン）のDMZ＝非武装地帯内のファサルモリ高知で戦術道路を連結します。
南北が軍事的に対峙しているDMZ内で道路を連結するのは、1953年の休戦協定締結以来初めてです。
韓国軍の関係者は20日、「南北は、9月の軍事合意にもとづいて、先月から、韓国戦争の戦死者の遺骨の共同発掘を行うファサルモリ高知で、地雷除去とともに道路開設作業を進めてきた。DMZの南北の境界線から始まる最大幅12メートルの道路が22日、軍事境界線で連結される」と明らかにしました。
道路の連結には、陸軍工兵隊が投入されます。
今回の道路の連結は、国連軍司令部の同意を得て行われるもので、今後、地雷除去や遺骨の発掘に当たる南北の要員間の接触が頻繁になるとみられます。
南北は9月の軍事合意で、遺骨の共同発掘を円滑に進めるため、発掘する地域内に幅12メートルの道路を開設し、軍事境界線で連結することで合意しています。遺骨の共同発掘は、来年4月から10月まで行われます。

[Photo : YONHAP News]