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東海線でも鉄道調査 韓国調査団が北韓入り

ニュース2018-12-08
東海線でも鉄道調査 韓国調査団が北韓入り

南北の鉄道連結に向けて、韓半島東側の東海(トンへ)線の北韓側区間を共同調査するため、韓国の調査団が8日午前、北韓入りしました。
韓国の調査団は8日から17日までの10日間の日程で、北韓側の調査団と一緒に、金剛山(クムガンサン)から豆満江(デゥマンガン)までの800キロの区間を移動し、線路や施設などの状態を点検します。
韓国の調査団は、金剛山駅から安辺(アンビョン)駅までの区間はバスでまわりますが、安辺駅からは韓国から送り込んだ列車に乗り込んで調査にあたります。
この列車は、先月30日、板門店に近い西海岸側の開城(ケソン)との間をつなぐ線路を通って韓国から北韓入りし、南北の調査団を乗せて開城と新義州(シンウィジュ)をつなぐ京義(キョンウィ)線区間を走って調査をしましたが、これを終えて東海岸側に回ってきたものです。
この東海線の調査が完了すれば、南北の鉄道連結のための調査はすべて完了することになり、韓国政府は、南北首脳による9月の平壌宣言での合意にもとづいて、年内にも鉄道連結の着工式をする方針です。

[Photo : KBS News]

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