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南北 鉄道・道路着手式の年内開催に向けて協議中

ニュース2018-12-11
南北 鉄道・道路着手式の年内開催に向けて協議中

統一部が、南北鉄道・道路の連結や近代化に向けた着手式の開催をめぐって、北韓と協議を進めていることがわかりました。
統一部の当局者が11日、記者に対して明らかにしたところによりますと、着手式の場所をめぐって、北韓と協議しているといて、南北間で意見の隔たりは大きくないということです。
東海線道路の共同調査の日程が決まらないことや、着手式が対北韓制裁に反するかという問題についてのアメリカなど国際社会との協議が必要ということが解決すべき課題とされます。
この当局者は、「着手式は、工事を始めるという意味合いより、鉄道・道路の連結事業に着手するという意思の表明と言える。着手式を行ってから、その次に基本計画の策定や必要に応じた追加調査などを行う方式になる」と説明しています。
ただ、「実際の工事は、国際社会の対北韓制裁の状況を見守りながら進めることになる」と強調しました。
南北は今月8日から東海線鉄道の北韓側区間に対して共同調査を行っています。
この当局者は、「今月15日に北韓の豆満江(トゥマンガン)地域に調査団が到着する予定で、現在、順調に進められている」と話しました。

[Photo : YONHAP News]

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