大統領府青瓦台は、2回目の米朝首脳会談を来月下旬に開くと、アメリカが発表したことに歓迎の意を表明しました。
青瓦台の報道官は19日、論評を出し、「2回目の米朝首脳会談が韓半島の恒久的な平和を確かなものにする転換点となることを期待する」と述べ、歓迎の意を示しました。
そのうえで、「韓国政府は2回目の米朝首脳会談によって、去年、韓国・北韓・アメリカの3か国首脳が合意した韓半島の完全な非核化と恒久的平和体制の構築に向け具体的で実質的な成果を出せるよう、韓米間の緊密な連携をもとに関係国とも協力していく」としています。
また論評は、韓国政府はアメリカと歩調を合わせながら南北間の対話を拡大し、
2回目の米朝首脳会談の成功に向けてあらゆる努力を傾けると強調しました。
ところで2回目の米朝首脳会談の開催時期がほぼ決まったことから
金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長のソウル訪問の時期に関心が寄せられていますが、朝日新聞は18日、韓国政府関係者の話として、韓国政府が3月末から4月にかけて南北首脳会談の開催を目指して調整を行っていると伝えています。

[Photo : YONHAP News]