韓国外相、具体的な成果を期待 2回目の米朝首脳会談
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は、スイスのダボスで開かれたダボス会議=世界経済フォーラムで、2月末に予定されている2回目の米朝首脳会談について、非核化に関する具体的な成果が求められると話しました。
康外相はこの日、地政学に関するセッションにパネラーとして参加し、「韓半島は大陸と海洋をつなぐ架け橋としての役割を担ってきたが、70年間の冷戦によってその役割を果たせなかった。役割を果たせられるように変えていきたい」と語りました。そして、2回目の米朝首脳会談と関連して、北韓とアメリカは韓半島の非核化と恒久的な平和に向けた進展を遂げなければならないと強調しました。
また、北韓の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長がアメリカのワシントンを訪問しトランプ大統領と会談したことについては「2回目の米朝首脳会談への期待を高めた」と前向きに評価しました。
一方で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のソウル答礼訪問と関連して「(答礼訪問の)準備がうまく整えば協議の成功に向けて備えなければならないが、そうなれば2019年は非核化のターニングポイントとして記録されるだろう」と話しました。
[Photo : YONHAP News]