康京和（カン・ギョンファ）外交部長官とアメリカのポンペイオ国務長官は14日、ポーランド・ワルシャワで会談し、ベトナム・ハノイで27～28日に開かれる2回目の米朝首脳会談の成功に向けて協力を強化していくことになりました。
両氏は会談で、韓半島非核化プロセスの中心となる寧辺（ニョンビョン）の核施設の廃棄など北韓による具体的な非核化措置や、それに対するアメリカの相応の措置について話し合ったもようです。
外交部によりますと、米朝首脳会談の前後に、韓米首脳による電話会談や外相会談が行われるほか、北韓の核問題について話し合う6か国協議の首席代表同士の間でも緊密な協議が行われるということです。
また、康京和（カン・ギョンファ）外交部長官は、現地時間の15日、河野太郎外相とドイツで会談を行います。
会談はミュンヘン安全保障会議に合わせて開かれるもので、両外相は、韓国の最高裁判所に当たる大法院が日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者への賠償を日本企業に命じた判決など、両国の関心が高い問題について意見を交わす予定です。
会談ではまた、来週行われる見通しとなっている米朝実務協議や、27～28日にベトナムで開かれる2回目の米朝首脳会談に向けた協力についても話し合われるものとみられています。

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