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金委員長の「執事」がハノイに 米側と協議か

ニュース2019-02-16
金委員長の「執事」がハノイに 米側と協議か

2回目の米朝首脳会談が今月末にベトナムのハノイで行われるのを前に、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の「執事」とも呼ばれる最側近のキム・チャンソン国務委員会部長がハノイに向いました。
北京の消息筋が15日、明らかにしたところによりますと、キム・チャンソン国務委員会部長は、アメリカ側と会談の準備のために現地時間の15日午前6時ごろ、経由地の北京に到着したということで、一行12人は儀典や警護分野の担当者とされています。
キム・チャンソン国務委員会部長は、1回目の米朝首脳会談のときも会場の確認など事前準備に当たった人物で、今回もベトナム当局と金委員長の現地での訪問先や警備などについて事前準備を行うとみられています。
一方、アメリカのポンペイオ国務長官は非核化の実務者協議を行う代表団を今週末にアジアへ派遣すると表明しました。
ベトナムでの米朝首脳会談まで2週間を切って準備が加速していることから、米朝首脳会談の実務を担当しているアメリカのビーガン北韓担当特別代表と北韓のキム・ヒョクチョル・アメリカ担当特別代表も、今月はじめの平壌での実務協議に続いて、ハノイで追加の協議を行う可能性が出ています。
北京の消息筋は「前回のシンガポール会談のときも、儀典と議題は別々に協議が進められた。今回も儀典を担当するキム・チャンソン国務委員会部長と、議題担当のキム・ヒョクチョル代表がそれぞれ別個に協議を進める可能性が高い」と話しています。

[Photo : YONHAP News]

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