「北韓は南北交流の速度を調節している」 韓国統一部
北韓は、2回目の米朝首脳会談を控えていることもあって、南北間の交流については速度を調節しているという見方がでています。
統一部の報道官は18日の定例記者会見で、南北関係の進展に関する質問に対して、北韓は2回目の米朝首脳会談に集中していて、南北間の交流事業については速度を調節しているようだと語りました。
南北は先月31日に実務者協議を行い、道路連結に関する協力について協議しましたが、まだ具体的な合意に至っていないということです。
統一部の報道官は、南北間の交流事業が順調に進むよう、今後とも北韓との間で緊密に協議を続けたいとしました。
アメリカと北韓はベトナム・ハノイで開催される2回目の首脳会談に向けて準備を本格化していますが、一方で道路連結に向けた協力や3・1独立運動100周年記念行事の共同開催などについては、今のところ目に見える進展はありません。
一方、統一部の報道官は、北韓の労働党機関紙「労働新聞」が金正恩国務委員長の非核化の意思が正しい道であることを強調した論説を掲載したことについて、「公に評価するのは適切でない」として言及を避けました。
[Photo : YONHAP News]