文在寅（ムン・ジェイン）大統領が、「なるべく早い時期に北韓の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長と会って、米朝対話を促進させたい」と述べました。
大統領府青瓦台の報道官によりますと、文大統領は25日、アジア20か国・地域の主要英字紙による連合「アジア・ニュース・ネットワーク（ANN）」の理事と面会し、「なるべく早い時期に金委員長と会って、米朝対話を促進させたい」と述べたということです。
また文大統領は、「ことし11月に開かれる韓国・ASEAN＝東南アジア諸国連合首脳会議に金委員長を招く問題は、ASEANの国々との協議や情勢変化を見極めての判断が必要だ」として、慎重な姿勢を示しました。
さらに、「韓半島平和プロセスや新南方政策・新北方政策など主な外交政策はこれまでのところ、すべて成功している」と述べ、アジア地域のメディアが地域の平和と繁栄に関心を向けるよう協力を呼びかけました。

[Photo : YONHAP News]