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南北民間団体が今週接触 北韓から先に要請

ニュース2019-05-22
南北民間団体が今週接触 北韓から先に要請

2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、南北当局間の関係も停滞していますが、韓国の3つの民間団体が今週、中国で北韓側と相次いで接触することがわかりました。
民間団体は6.15南北共同宣言実践韓国側委員会、社団法人「キョレハナ」、それに民族和解協力汎国民協議会の3つで、22日、これらの団体が明らかにしたところによりますと、この3団体は今週、中国瀋陽で北韓側と相次いで実務接触を行うということです。
6.15南北共同宣言実践韓国側委員会は今月23、24日ごろ、社団法人「キョレハナ」は24、25日ごろ、民族和解協力汎国民協議会は26日ごろ、北韓との接触をそれぞれ行うということです。
北韓は2回目の米朝首脳会談が物別れに終わって以降、民間交流や対話に一切応じていません。
しかし、北韓は最近、民族和解協力汎国民協議会に続いて、6.15南北共同宣言実践韓国側委員会にも書簡を送り、交流再開の意向を打診してきました。
南北は今回の接触で、6.15南北共同宣言の記念行事を含む、南北の民間交流事業の再開について議論するとみられます。
一部では、北韓側が先に民間交流の要請をしてきたことについて、北韓への食糧支援を受けるための事前作業という見方も出ています。
今回の接触をきっかけに、交流協力だけでなく、南北間の対話にも勢いがつくのではないかと期待が寄せられています。

[Photo : YONHAP News]

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