文在寅大統領 故李姫鎬夫人を弔問
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、故金大中(キム・デジュン)元大統領の妻で、10日に死去した李姫鎬(イ・ヒホ)夫人の遺族を訪問し、お悔やみの言葉を伝えました。
大統領府・青瓦台によりますと、9日から16日までの間、北ヨーロッパの3か国を国賓として訪問していた文在寅大統領と金正淑(キム・ジョンスク)大統領夫人は、16日の帰国直後、ソウル市内にある李姫鎬夫人の自宅に向いました。
李姫鎬夫人の遺影に花を捧げた文在寅大統領は、遺族に対して「国の長老を失った」とお悔やみの言葉を伝えました。
また、「韓半島の平和の歴史は金大中大統領の時代から始まり、彼の側にはいつも李姫鎬夫人がいた。李夫人はその存在だけでも中心的な役割を果たしていた」と述べました。
さらに、女性運動家としての李姫鎬夫人の業績を評価し、「これからも李夫人の意志を受け継いでいきたい」と語りました。
李姫鎬夫人は、老衰のため入院していたソウル市内の病院で10日、死去しました。96歳でした。
[Photo : YONHAP News]