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韓国国務総理 「非核化で数か月内によい変化が起こり得る」

ニュース2019-06-17
韓国国務総理 「非核化で数か月内によい変化が起こり得る」

李洛淵(イ・ナギョン)国務総理は17日、「非核化をめぐって、数か月内によい変化が起こる可能性がある」という認識を示しました。
李総理は17日午前、ソウルCOEXで開かれた第51回国家朝食祈祷会のあいさつで、「われわれは、対決していた過去に後戻りすることはできない。南北の和解と韓半島の平和を必ず成し遂げなければならない」と話しました。
また「南北とアメリカの最高指導者はいずれも、北韓の非核化の意味ある進展が年内に行われることを望んでいるとみている。今後、数か月内によい変化が起こる可能性があると考えている」と話しました。
さらに「ことし2月に2回目の米朝首脳会談が物別れに終わり、韓半島の平和に向けた対話がこう着状態に陥った。しかし、水面下での対話は再び行われている。近く、水面上での対話も再開されるだろう」とし、前向きな見通しを示しました。
一方、ロシアを訪れている康京和(カン・ギョンファ)外交部長官は現地時間の16日午後10時ごろからおよそ15分間にわたって、アメリカのポンペイオ国務長官と電話会談し、今月末のトランプ大統領の韓国訪問や韓半島情勢など双方の関心事について意見交換しました。
外交部によりますと、両外相は、トランプ大統領の韓国訪問が、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和の定着、そして韓米同盟の強化について議論する重要な機会になるという認識で一致したということです。
アメリカのビーガン北韓担当特別代表が今月24日に韓国を訪れるとされるなか、板門店などでの米朝の実務接触についても議論した可能性があります。

[Photo : KBS News]

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