ロシア外務次官が北韓訪問 米朝交渉に向け議論か
ロシア外務省のモルグロフ・アジア太平洋担当次官が北韓の平壌を訪問したと、14日、北韓メディアが報じました。
北韓の朝鮮中央通信は、今回の訪問について具体的な日程は公開していませんが、近いうちに北韓とアメリカの非核化に向けた実務交渉が再開するとみられることから、今回の訪問が注目を集めています。
北韓とロシアの高官級の外交接触は、4月にウラジオストクで開かれた金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とプーチン大統領の首脳会談以来となります。
平壌を訪れたモルグロフ外務次官は、6か国協議のロシア首席代表を務めているため、今回の訪問では、米朝間の実務交渉での戦略などについて意見交換を行うのではないかという見方が出ています。
モルグロフ外務次官は、平壌訪問に先立って中国の北京を訪れ、中国外務省の関係者らと韓半島問題などについて議論を交わしたということです。
[Photo : YONHAP News]