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北韓が飛翔体発射 約230キロ飛行

ニュース2019-08-16
北韓が飛翔体発射 約230キロ飛行

北韓が16日朝、東部沿岸から飛翔体を2発発射したと、韓国軍の合同参謀本部が明らかにしました。
それによりますと、北韓は16日午前8時すぎと8時15分ごろ、東部の江原道(カンウォンド)通川(トンチョン)の北方から韓半島の東の海上に向けて飛翔体2発を発射したということです。
飛翔体の高度はおよそ30キロ、飛行距離はおよそ230キロで、最大速度はマッハ6.1以上を探知しています。
合同参謀本部は、韓米情報当局が精密に分析しているとしたうえで、「わが軍は関連動向を綿密に監視しながら確固たる対応態勢を維持している」としています。
通川は、南北軍事境界線(MDL)からおよそ50キロ離れた地域で、北韓が境界線のこれほど近くから短距離飛翔体を発射するのは異例のことです。
現在韓国で行われている韓米合同軍事演習に反発したものとみられています。
北韓が飛翔体を発射したことを受けて、大統領府青瓦台は16日、国家安全保障会議(NSC)常任委員会の緊急会議を開きました。会議では、出席者から、北韓が韓米合同軍事演習を理由に短距離飛翔体を相次いで発射していることは韓半島の軍事的緊張を激化させる懸念があるとして中止を求める声が出たということです。

[Photo : YONHAP News]

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