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南北離散家族10人中6人が死亡 統一部の統計

ニュース2019-09-13
南北離散家族10人中6人が死亡 統一部の統計


南北離散家族の高齢化が進んでいるなか、北韓にいる家族との再会を申請した韓国側離散家族の10人のうち6人がすでに亡くなっていることが、わかりました。
統一部が13日、明らかにしたところによりますと、離散家族情報統合システムに1988年からことしの8月末までに登録された離散家族再会申請者のうち、すでに亡くなっている人が7万9466人に上っています。これは、韓国側の離散家族再会申請者13万3353人の59.6%にあたります。
そして2016年2月末の時点から、再会希望離散家族のなかで、亡くなった人が生きているひとを上回りました。
去年8月にはおよそ3年ぶりに南北離散家族の再会イベントが開催され、去年9月の南北首脳会談では、常設面会所の開設、映像を通じた再会の実施、ビデオレター交換などについても北韓側と合意し、離散家族の期待も高まっていました。
しかし、ベトナム・ハノイで行われた米朝首脳会談が決裂した影響で、南北関係は、これといった進展がない状態が続いています。

[Photo : YONHAP News]

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