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国防科学研究所 北韓SLBM、実戦配備には数年かかる

ニュース2019-10-08
国防科学研究所 北韓SLBM、実戦配備には数年かかる

国防科学研究所の南世圭(ナム・セギュ)所長は7日、北韓が2日に試験発射を行ったSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル「北極星3型」が実戦配備されるには数年かかるとの見通しを示しました。
南所長は、国会国防委員会による国政監査で「北韓のSLBMは、実戦配置の水準に達したと考えるか」という質問に「今回が初めての発射だ。1発打っただけでは実戦配備はできないし、潜水艦の安全性を保障するのは難しい」と答えました。
南所長はまた、「北極星3型」について「高角度で発射されたことや、飛翔体の高度、射程距離、弾着地点などを踏まえると、2016年に発射された北極星1型よりも射程距離が50%伸びている。まったくの別物と見られる」と述べました。
一方、「北韓がSLBMを発射した場合、韓国軍は十分に対応できるか」という質問に、南所長は「現在、検討中だ」としたうえで「北韓が過去に発射した北極星2型の射程距離は1300キロ程度で、そのレベルでは対応システムが整っているが、北極星3型は今のところ分析が必要だ」と答えました。

[Photo : YONHAP News]

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