ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

ビーガン代表、「北韓交渉、期待していた進展ないが諦めない」

ニュース2019-12-05
ビーガン代表、「北韓交渉、期待していた進展ないが諦めない」

アメリカ国務省のナンバー2に当たる副長官に指名されたビーガン北韓担当特別代表は、現地時間の3日、韓国国際交流財団ワシントン事務所の年末イベントに参加し、北韓問題と関連して、「期待していただけの進展は成し遂げられていないが、諦めない」と述べました。
ことし10月ストックホルムでの北韓との交渉が決裂し、膠着状態にある米朝非核化交渉をめぐって、北韓が交渉の期限を年末までと設定し、アメリカに対して圧力を加えるなど、非核化への見通しが明るくないなか、ビーガン特別代表の問題解決への決意を改めて示したものとみられます。
また、北韓担当特別代表としての活動を振り返り、韓国側の担当者と緊密に協力したと強調したうえで、何度も韓国を訪問したことを言及し、「ソウルは、第2のふるさとである」と述べました。
一方、ビーガン代表は、韓米関係を非常に重要な同盟であるとしたうえで、「我々は、公平でバランスの取れた形で協力し、同盟の費用と負担を分担しなければならない」と述べ、韓米防衛費分担金の引き上げが必要であるとする考えを示しました。
また、ビーガン代表は、「一寸先も見えない地政学的状況の中でも、韓国はアメリカの6番目の貿易パートナーであり、20万人のアメリカ人が暮らす国」だとし、「アメリカと韓国は、同盟以上の友だちだ」と強調しました。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース