韓国政府は、南北関係の状況とは関係なしに、北韓に対する人道的な支援を続けるという立場を改めて確認しました。
統一部の李相旻（イ・サンミン）報道官は11日に行った定例ブリーフィングで、「政府は、政治的・軍事的状況や、南北関係の状況とは関係なしに、北韓の乳幼児や妊産婦などを対象とする人道支援を続けていく立場だ」と明らかにしました。
李報道官はまた、「このような人道支援は、南北関係の状況とは関係なしに行われるべきという点では、国内外で共感を得ているものと見ている」と付け加えました。
これに先立って、政府は去年６月、WFP＝世界食糧計画を通じて韓国産のコメ５万トンを送ることを決めたのに次いで、今月６日にはWHO＝世界保健機関を通じて北韓の母子保健事業に500万ドルを支援することを決めました。

[Photo : YONHAP News]