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平壌近郊でミサイル関連の動き 米メディア

ニュース2020-01-27
平壌近郊でミサイル関連の動き 米メディア

北韓の平壌(ピョンヤン)近郊の山陰洞(サヌムドン)にあるミサイル関連施設でここ数日間、通常とは異なる車両の動きが観測されていることが分かりました。
アメリカのCNNが現地時間の26日、国防総省の当局者の話として報じたところによりますと、山陰洞にあるミサイル関連施設でここ数日間、ミサイルの発射実験やエンジン燃焼実験の初期の準備活動とみられる車両の動きが観測されたということです。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は先月31日に新たな戦略兵器の開発に言及していて、その数日後からこうした動きがとらえられたということです。
しかし、CNNは、「ミサイルへの燃料注入ではないとみられ、北韓がここでミサイルの発射実験やエンジン燃焼実験を計画しているのかどうか、確かなことはわからない」と伝えています。
この施設を2017年から監視しているアメリカのミドルベリー国際問題研究所の研究者らは、「北韓側もアメリカの衛星に監視されていることは承知しているので、車両の動きはアメリカの情報当局に対するかく乱作戦の可能性もある」と指摘しています。
アメリカは、北韓に対して交渉への復帰を促しながらも、山陰洞の施設への監視を強めていると、CNNは強調しています。

[Photo : YONHAP News]

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