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2回目の米朝首脳会談から1年 対話再開の見通しは

ニュース2020-02-27
2回目の米朝首脳会談から1年 対話再開の見通しは

アメリカのトランプ大統領と北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がベトナム・ハノイで2回目の米朝首脳会談を行った去年2月27日からちょうど1年となりました。
2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったあと、去年10月にスウェーデン・ストックホルムで米朝の実務交渉が行われましたが、これも双方が接点を見出すことができずに終わっています。
アメリカのメディアは、トランプ大統領はことし11月の大統領選挙まで金委員長と会う意向がないと報じるなど、北韓問題はアメリカの関心から次第に遠のいているようです。
一方、北韓は、ことしに入って一度も挑発に出ていません。
これについて北韓がトランプ大統領の再選に影響を与えないため、大統領選挙が行われる11月まで自制しているのではないかという見方もあります。
しかしこうした理由より、最近新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大を受けて、北韓が対外活動を控えているという見方が優勢です。
アメリカの大統領選挙だけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が長引いていることから、米朝対話の再開は当面、難しいとみられます。
韓国の北韓専門家は、「新型コロナウイルスは北韓の体制を脅かすもっとも深刻な問題だ。去年末に朝鮮労働党の全体会議で『財布のひもを引き締めなければならない』と呼び掛けたことから、北韓の経済はいま、非常に厳しい。2018年には米朝首脳会談を行い、文在寅(ムン・ジェイン)大統領による平壌訪問などが行われたが、経済はまったくよくならなかった。そこに感染症まで広がれば、住民は大きく動揺するため、北韓としては、感染拡大阻止が最優先課題となっている」と話しています。
北韓は、感染拡大を封じ込めるため、明確な診断法や治療法が開発されるまで国境の封鎖を続け、国内では全国の幼稚園や学校の新学期の開始を延期するなど、感染拡大防止に全力を注いでいます。
こうしたなか、統一部の当局者は27日、米朝首脳会談が物別れに終わって以来1年間、米朝対話が行き詰まっていることについて、韓国政府の立場を聞かれ、「米朝首脳会談の決裂から1年を迎え、米朝対話が再開され、北韓の核問題が進展することを期待する」とコメントしました。

[Photo : YONHAP News]

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