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北韓 「飛翔体の発射は火力攻撃訓練」

ニュース2020-03-10

北韓が9日に発射した飛翔体は、砲兵部隊の火力攻撃訓練に伴うもので、この訓練を金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が立ち会って指導したと北韓メディアが報じました。
北韓の朝鮮中央通信は10日、金委員長が9日、砲兵部隊の火力攻撃訓練を指導したと報じ、この日、北韓東部の宣徳(ソンドク)付近から飛翔体を発射したのは、この砲兵部隊の訓練によるものだったとしています。
ただ飛翔体の種類については明らかにしませんでした。
朝鮮中央通信は金委員長が訓練の結果に大きく満足し、「砲兵部隊の作戦準備が完ぺきだった」と称えたと伝えました。
また砲兵訓練をさらに強化する方向に進むべきだとして、訓練の質を高める案を示したということです。
今回の訓練は金委員長が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に親書を送ってから5日後に行われました。
北韓は今月2日にも火力攻撃訓練の一環だとして、東部江原道元山(ウォンサン)付近から東海に向けて超大型ロケット砲とみられる短距離ミサイルを2発を発射していて、短距離飛翔体の発射はことしに入って2回目となります。
北韓メディアは、先月28日にも金委員長の立ち合いのもと、火力攻撃訓練を実施したと報じています。

[Photo : YONHAP News]

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