青瓦台、「強力な対応取る」 南北連絡事務所爆破
北韓が南北連絡事務所を爆破したことを受けて、韓国大統領府の青瓦台は16日夜、「北韓側が状況を悪化させる措置を続ける場合は強力な対応を取る」との立場を示しました。
青瓦台は16日午後、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長の主宰でNSC国家安全保障会議常任委員会の緊急会議を開きました。
青瓦台の金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長は会議終了後に行った会見で、一昨年2018年4月の南北首脳会談で合意した「板門店宣言」に基づき開所した南北共同連絡事務所の庁舎を北韓が一方的に爆破したことに対し遺憾の意を表明し、「北韓側による事務所の爆破は南北関係の発展と韓半島の平和定着を願う全ての人の期待を裏切る行為だ」と批判しました。
そのうえで、「政府はこれによって発生するすべての事態の責任が北韓側にあることを明確にする」と強調しました。
[Photo : YONHAP News]