国防部「北韓、ミサイル基地で人の動き続く」北韓軍への監視強化
国防部は22日、国会での業務報告で、北韓軍の動向について、核関連施設での動きは確認されていない一方、ミサイル関連施設内での動きは継続的に確認されていると報告しました。
国防部によりますと、北韓の寧辺(ヨンビョン)にある原子炉は、依然として稼働が停止されており、豊渓里(プンゲリ)の核実験場周辺で、異常な動きは確認されていない一方で、ミサイル関連施設では、人や車両の移動が何度か、確認されているということです。
また、平壌(ピョンヤン)郊外の美林(ミリム)飛行場で倉庫施設が新設され、金日成(キム・イルソン)広場を改修する動きが確認されているとして、10月10日の北韓労働党の創立75周年を記念する式典で、閲兵式が行われる可能性があるという見方を示しました。
国防部は、北韓軍の動きを24時間体制で監視するなど、警戒態勢を強化し、北韓による軍事挑発の兆候を早期に把握できるよう、備えているということです。
[Photo : YONHAP News]