駐留経費負担交渉 米側交渉代表が交代 政府「交渉に差し支えない」
韓国駐留アメリカ軍の駐留経費負担に関する特別協定(SMA)締結に向けて話し合うアメリカ側交渉代表が交代することについて、外交部は、「交渉を続けるのに差し支えはない」とコメントしました。
外交部のキム・インチョル報道官は30日、定例の会見で、「お互いが納得できる合意に至るため、アメリカと引き続き協議している」として、「双方は、可能な限り、速やかに妥結することを願っている」と述べました。
アメリカ国務省は現地時間の29日、これまでSMA締結に向けた交渉で、アメリカ側の首席交渉代表を務めていたジェームズ・ディハート氏が、北極圏の調整役に異動したと明らかにしました。ディハート交渉代表の後任は、まだ明らかになっていません。
韓国とアメリカは、SMA締結のための交渉を、去年9月から行っていますが、韓国側負担額の総額について折り合いがつかず、依然としてSMAの締結はできていません。
[Photo : YONHAP News]