北韓の朝鮮労働党は、19日に中央委員会総会を開くと発表しました。 
朝鮮中央通信が18日、報じたところによりますと、労働党中央委員会政治局常務委員会は、革命の発展と党の戦闘力強化について重大な意義を持つ問題を討議、決定するため、第7期第6次総会を19日に召集することを決めたということです。
ここでいう戦闘力強化という案件の具体的な中身については明らかにしませんでした。
北韓が反発してきた韓米合同軍事演習が18日から始まったことを受けて、19日の総会では、アメリカや韓国向けのメッセージが発表される可能性があるとされています。
前回の総会は去年12月28日から31日までの4日間開かれ、ことしの新年のあいさつに代えられる決定が発表されています。
今回の総会はそれからおよそ8か月ぶりに開かれるもので、ことしに入って開かれた政治局会議や政務局会議で議論された案件の決定が行われるとみられます。
北韓への制裁が続いているなか、新型コロナウイルスの感染拡大と大雨による被害が重なり、経済難が深刻化していることから、総会では住民生活に関する問題など内部の結束を図るための多様な措置が取り上げられるものと見られます。

[Photo : YONHAP News]