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DMZ遺骨発掘作業 6か月で300片の遺骨を発掘

ニュース2020-10-30
DMZ遺骨発掘作業 6か月で300片の遺骨を発掘

国防部は29日、韓国戦争で戦死した兵士の遺骨の発掘事業が行われている江原道(カンウォンド)鉄原(チョルウォン)のDMZ=非武装地帯のファサルモリ高地で、韓国戦争で戦死した韓国軍兵士の認識票が発見されたと明らかにしました。 
国防部によりますと、ことし4月下旬から10月下旬までの6か月間、DMZのファサルモリ高地で、およそ300片の遺骨のほか、防弾服や防毒マスクなどの遺品、およそ1万7000個が見つかっているほか、10月14日には、韓国戦争で戦士した韓国軍兵士のソン・ヘギョン氏の認識票が見つかったということです。
国防部は、現場で見つかった遺骨がソン・ヘギョン氏のものであるかを確認するため、DNA分析を行う方針です。
南北は、2018年9月の軍事合意に基づき、DMZ=非武装地帯での韓国戦争の行方不明者の遺体発掘作業を南北共同で行うことにしましたが、去年4月に作業が先送りされて以来、北韓はこれに応じておらず、韓国が単独で発掘作業を行っています。
国防部は、共同の遺骨発掘作業に北側が応じ、いつでも共同作業を始められるよう引き続き取り組む考えを示しました。

[Photo : YONHAP News]

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