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ビーガン国務副長官「米朝首脳会談での合意は今も有効」

ニュース2020-12-11
ビーガン国務副長官「米朝首脳会談での合意は今も有効」

韓国を訪問しているビーガン国務副長官は、牙山(アサン)政策研究院で講演を行い、2018年に米朝首脳会談で結ばれた合意は今も有効だとして、北韓に対し外交交渉の再開を呼びかけました。 
ビーガン副長官は10日、牙山政策研究院で、「アメリカと韓半島の未来」をテーマに講演を行い、2018年にシンガポールで開かれた米朝首脳会談の合意は、今も有効であるとして、「トランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長が共有した韓半島のビジョンは、今でも実現できると信じている。我々の仕事はまだ終わっていない」と強調しました。
ビーガン副長官は、「残念なことに、北韓のカウンターパートはこの2年間、数多くの機会を無駄にしてきた。北韓は対話の機会をつかむ代わりに、交渉の障害物を見つけることに努力を傾けていた」と話しました。
 そのうえで、「我々の努力は終わっていない。問題を解決するための、最善で唯一の方法は外交だと確信している」として、北韓に対し、外交の再開を呼びかけました。
ビーガン副長官は、講演に先立って、李仁栄(イ・イニョン)統一部長官と非公開の会談を行いました。双方は、韓半島の非核化にとって最も重要な時期であるという認識で一致し、韓米両国の連携の必要性を改めて確認したということです。

[Photo : YONHAP News]

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