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米偵察機が韓国上空を飛行 党大会など北韓の動向監視

ニュース2021-01-05
米偵察機が韓国上空を飛行 党大会など北韓の動向監視

アメリカ軍の偵察機が4日、仁川(インチョン)など首都圏一帯の上空で、北韓の動向を監視するためとみられる偵察飛行したことがわかりました。
軍当局と民間の航空追跡サイト「ノー・コールサイン」によりますと、アメリカ空軍の偵察機RC-135Wは、4日午前、韓半島西の海、西海(ソヘ)から仁川、城南(ソンナム)一帯にかけて上空で偵察飛行を行いました。この偵察機が韓半島上空で確認されたのは、先月29日に南海岸と中部地域上空で確認されて以来です。
また、早期警戒機E-3Bも、元旦午後から2日未明にかけて、仁川から忠清南道(チュンチョンナムド)泰安(テアン)の方向へ飛行したことが確認されました。
新年早々からアメリカ空軍による偵察飛行が確認されたことについて、軍当局は、「今月初めに開催される予定の北韓の党大会と閲兵式の準備動向などを監視するためのものとみられる」と説明しています。
合同参謀本部の広報室長は、この日行われた国防部のブリーフィングで、北韓軍の動向に関する質問に対して、「韓米情報当局は緊密な協力のもと、閲兵式の準備動向などを綿密に偵察・監視している」としたうえで、「北韓軍は現在、冬季訓練を行っているものと見て監視を続けている」と答えました。

[Photo : YONHAP News]

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