ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

金正恩委員長「米朝・南北関係は相手次第」 党大会で対外政策を示す

ニュース2021-01-11
金正恩委員長「米朝・南北関係は相手次第」 党大会で対外政策を示す

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、今月5日から7日にかけて行われた労働党党大会で、アメリカと韓国に関する対外政策について方針を明らかにしました。
アメリカについては、どの政権が誕生しても、北韓に対するアメリカの本心は変わらないと指摘し、これからも「強には強、善には善」の原則でアメリカに対応すると強調しました。
そのうえで、新たな米朝関係をつくる鍵は、アメリカが北韓への敵視政策を撤回することにあるとしました。
韓国についても、現在の南北関係は板門店(パンムンジョム)宣言以前に戻ってしまったとして冷ややかな評価を示しました。
韓国がこれまで北韓が要求した韓米合同軍事演習の中断などを無視し、新型コロナの対応や人道的協力などの提案を行ったが、それはすべて本質とは違う問題だと指摘しました。
そのうえで、韓国が合意の履行に向けて動いた分だけ相手にすべきだとし、関係改善は韓国側の態度次第だと強調しました。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース