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北韓の党大会閉幕 統一部「対米・対韓関係で色々な可能性開いておいた」

ニュース2021-01-14
北韓の党大会閉幕 統一部「対米・対韓関係で色々な可能性開いておいた」

12日に閉会した北韓の第8回朝鮮労働党党大会について、統一部の高官は、北韓が対米・対韓関係について、いろいろな可能性を開いておいたものとみられると評価しました。 
統一部の高官は13日、記者団に対し、 「北韓が党大会で、韓国とアメリカにどのようなメッセージを述べるかが焦点であったが、北韓は、色々な可能性を開いたおいたものとみられる」と述べました。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、今回の党大会で、アメリカに対しては、相手の出方次第で対応を変えるという意味の、「強対強、善対善」の原則を示し、韓国に対しては、南北関係の進展は韓国にかかっているとするのに留まり、具体的な対外政策は示しませんでした。
統一部の高官は、「北韓は、南北連絡事務所を爆破した去年6月以来、慎重な姿勢を維持しているものとみられる。アメリカの動向を観測しているという面もあるだろう」と述べました。
統一部の高官は、今回の党大会について、基本的に内部の結束を図ることに重きを置いて、経済分野について深く議論したとみられると分析しました。
また、「経済成果は目標を大きく下回ったとした一方、軍事的な成果はアピールした。そして、今後の5年間については『以民為天・一心団結・自力更生』としたのは、今後5年間は、経済的な成果を収めるため取り組むということだ」と説明しました。

[Photo : YONHAP News]

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