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文大統領  米朝・南北対話再開向け「平和の時計動かすべき」

ニュース2021-01-22
文大統領  米朝・南北対話再開向け「平和の時計動かすべき」

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は21日、NSC=国家安全保障会議の全体会議で、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談以降続いているこう着状態を一日も早く終わらせ、平和の時計が再び動きだすよう最善を尽くしてほしいと述べました。 
この日、NSCの全体会議に出席した文大統領は、韓半島の平和プロセスは、選択ではなく必ず進むべき道だとして、「ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談以降、長く続いているこう着状態を一日も早く終わらせ、米朝対話と南北対話における新たな突破口を見出し、平和の時計が再び動きだすよう最善を尽くしてほしい」と述べました。
文大統領が、NSC全体会議を主催したのは、ベトナム・ハノイでの米朝首脳会談直後の2019年3月以来、1年10か月ぶりで、アメリカのバイデン新政権の発足に合わせて開催されました。
文大統領は、「バイデン新政権と共に、韓半島の平和プロセスの進展に向け、引き続き緊密に協力する」としたうえで、新政権の発足に祝意を表し、韓米同盟をより包括的で互恵的な責任同盟として発展させたいと述べました。
また、強固な韓米同盟とともに周辺国との協力関係をさらに発展させなければならないとして、日本や中国などとの関係の発展に取り組む考えを示しました。
文大統領は、日本との関係について、「過去にとどまらず、共に知恵を出し合って建設的で未来志向的な関係へと発展させなければならない」として、「特に、今年開催予定の東京オリンピックをコロナから安全な大会として成功させるよう協力し、韓日関係の改善と北東アジアの平和進展の機会とするべきだ」と述べました。

[Photo : YONHAP News]

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