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統一部 金委員長の肩書「国務委員長」が適切

ニュース2021-02-19
統一部 金委員長の肩書「国務委員長」が適切

ことし1月に開催された北韓の朝鮮労働党党大会で、総書記に選出された金正恩(キム・ジョンウン)氏の肩書について、統一部は、これまでのように「国務委員長」とすることが適切であるという考えを示しました。
統一部の関係者は18日、記者団から、政府やメディアで金正恩氏 の公式の肩書としてどれを使うべきかと質問されたのに対し、「統一部は、複数の肩書のうち、国を代表する職位として『国務委員長』と呼ぶことが適切だとみている」と答えました。
そのうえで、「北韓の憲法で、国務委員会委員長を国を代表する最高領導者と定めているほか、南北首脳間の合意でも、金正恩氏は『国務委員長・金正恩』と署名している」と説明しました。
英語表記での肩書については、「北韓外務省のホームページや朝鮮中央通信の英語版をみると、チェアマンからプレジデントに変わっている。通常ではその国の公式表記に沿って呼んでいるため、英語表記では、北韓が使用しているプレジデントにする方針だ」と述べました。
北韓は、国内や国外向けの報道で、金正恩氏について、「朝鮮労働党総書記」、「朝鮮民主主義人民共和国国務委員長」、「朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官」など、複数の肩書を使っています。
このうち、党内の公式の肩書は総書記となっています。金正恩氏の肩書は、体制発足後の「第1書記」から2016年に「委員長」に変わり、ことし1月の党大会では「総書記」に変わりました。

[Photo : YONHAP News]

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