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6.15共同宣言から21年  国務総理が北韓に対話再開を呼びかけ

ニュース2021-06-16
6.15共同宣言から21年  国務総理が北韓に対話再開を呼びかけ

2000年6月の南北首脳会談から21年を迎えた15日、金富謙(キム・ブギョム)国務総理は、ソウルで開かれた記念式典で演説し、南北の対話再開に意欲を示しました。
韓国の金大中元大統領と北韓の金正日国務委員長は、2000年6月13日から15日にかけて平壌で南北首脳会談を行い、 「6.15南北共同宣言」 に合意しました。
記念式典での演説で、金総理は、「コロナ克服に向けた交流と協力、南北離散家族のテレビ電話を通じた再会事業など、小さいながらも重要なことからはじめよう」と述べ、韓半島の平和の時計が再び回り出すよう、北韓に会話と和解の場に出るよう呼びかけました。
また、韓米首脳が先月の会談で、南北首脳による板門店宣言と米朝首脳のシンガポール共同声明などでの合意を基に北韓と対話を続けていくことで一致したことに触れ、韓半島の平和プロセスの再稼働に向けて機が熟していると述べました。
そのうえで、我々民族共同体の繁栄のためには、対話や協力こそが唯一の道であるという、21年前の「6.15南北共同宣言」 の精神を改めて考え、南北の対話と協力に取り組んでいく必要があることを強調しました。

[Photo : YONHAP News]

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