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北韓の中国大使館で習近平主席訪朝2年の記念写真展 親善関係をアピール

ニュース2021-06-22
北韓の中国大使館で習近平主席訪朝2年の記念写真展 親善関係をアピール

習近平国家主席の北韓訪問から2年を迎えたのに合わせて、北韓駐在中国大使館は写真展示会を開き、北韓と中国の親善と協力関係をアピールしました。 
朝鮮中央通信が22日、報じたところによりますと、中国の李進軍・北韓駐在大使は写真展示会で、「中国は北韓側とともに、両党、両国の最高指導者の重要な共通認識を具現化し、親善関係を新たな段階に発展させ、地域の平和と安定、発展と繁栄に積極的に貢献していく」と述べたということです。
また展示会に招かれた朝鮮労働党の金成男(キム・ソンナム)国際部長は、「最近、世界的に感染症の危機にさらされ、国際・地域情勢に深刻な変化が起きている環境のなかで、両党の最高指導者は、戦略的意思疎通を強化し、親善協力関係を新たな段階に発展させている」と話しました。
また「政治、経済、文化など各分野で、深まりつつある両党、両国の同志的協力、親善と団結の絆は、両国の社会主義建設のより強力な推進力となっている」と強調しました。
一方、北韓外務省によりますと、北韓の李龍男(リ・リョンナム)中国駐在大使も最近、中国外務省の招きで、上海市と浙江省を視察し、両国の交流と協力の強化を強調したということです。
北韓と中国のこうした動きは、米中の対立が深まるなか、アメリカが北韓との対話の再開を試みていることから、中朝の連携と意思疎通を強化するためのものとみられます。
両国の大使は21日、相手国の党機関紙に習主席の北韓訪問から2年となることを記念する寄稿文を載せるなど、絆をアピールしています。

[Photo : Getty Images Bank]

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