原子力技術を研究する政府系機関、韓国原子力研究院が北韓と関連があるとみられるハッカー組織からサイバー攻撃を複数回受けていたことがわかりました。
国家情報院は８日、国会情報委員会全体会議で、韓国原子力研究院が北韓と関連があるとみられるサッカー組織からサイバー攻撃を頻繁に受けていたことがわかり、現在調査を進めていると明らかにしました。
サイバー攻撃はことし４月と６月に集中し、合わせて12日間サイバー攻撃を受けていたということです。重要な情報は流出していないものの、核融合研究所への攻撃も確認されています。
これまで国家情報院は、韓国原子力研究院に、サーバーのパスワードの変更や、サーバー管理者を交代するよう助言したということですが、原子力研究院は実行しなかったということです。
一方、韓国航空宇宙産業や大宇造船海洋もサイバー攻撃を受けていたことが最近明らかになっていて、現在調査を進めていますが、国家情報院はこれらに対するハッカー攻撃は北韓の犯行ではないと判断しているということです。

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