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韓国戦争停戦協定68周年 米大統領「韓米の歴史的友情を誇りに思う」

ニュース2021-07-27
韓国戦争停戦協定68周年 米大統領「韓米の歴史的友情を誇りに思う」

アメリカのバイデン大統領は現地時間の26日、韓国戦争の休戦協定締結日を翌日に控えて声明を出し、「韓米両国の歴史的友情を誇りに思う」と述べました。 
バイデン大統領は声明のなかで「アメリカと韓国は共に犠牲を出した長い歴史をともにしてきた同盟だ。韓米両国の歴史的友情を大変誇りに思う」と語りました。
また「1953年の休戦協定締結から70年近く過ぎたが、韓半島は依然として分断されている。しかし、韓国は繁栄し、活気に満ちた国になり、韓米両国関係は、数十年間、平和のなかで発展してきた」と強調しました。
さらに「韓国戦争当時、180万人のアメリカ人が、同盟国の韓国を北韓と中国の社会主義政権から守るため戦った。両国の献身と犠牲は、地域の安定、平和の維持に向けた忘れられない決意となった。海外に駐留するアメリカ軍は韓国軍とともに訓練し、態勢の維持を支援している」と述べました。
今回の声明には、北韓に向けた具体的なメッセージは盛り込まれませんでした。
一方、朝鮮中央通信が報じたところによりますと、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は休戦協定締結から68年となる27日、平壌(ピョンヤン)市内にある戦死者の墓を参拝したということです。
北韓は、韓国戦争でアメリカに勝利したと主張していて、停戦協定締結日を「戦勝節」として指定し、記念しています。

[Photo : YONHAP News]

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