韓国戦争の休戦協定締結から68年となった27日、北韓の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長は、平壌（ピョンヤン）市内にある韓国戦争の戦死者の墓を訪ね、参拝しました。
朝鮮中央放送は27日、「金正恩同志が、偉大な祖国解放戦争勝利68周年に際し、27日午前０時に祖国解放戦争参戦烈士の墓を訪れた」と伝えました。
祖国解放戦争参戦烈士の墓は、韓国戦争の戦死者の墓で、2013年に設置されました。
この墓に献花した金正恩氏は、「歳月が流れ、世代が変わろうとも、戦勝世代の崇高な革命精神と英雄的な偉勲は後世の愛国熱と闘争熱を奮起、昇華させ、革命の新たな勝利に向けた我々人民の勝利への前進を力強く進めていくだろう」と述べたということです。
参拝には、朴正天（パク・ジョンチョン）軍総参謀長、権英進（クォン・ヨンジン）軍総政治局長ら軍の指揮官が同行しました。李永吉（リ・ヨンギル）前社会安全相も同行したということで、国防相が金正寛（キム・ジョングァン）氏から李氏に交代したものとみられます。

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